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ついに総合学習が一年間のフィナーレを迎えました!

2月18日総合的な学習の時間イベントを行いました。子どもたちの想いがぎゅっと詰まったイベントになりました!

4年生。ほぼ一年かけて、「中富良野観光すごろく」を作成しました。
すごろくの作り方を学び、中富良野町の魅力を学ぶ活動を行いました。
札幌のボードゲームメーカーClaGlaさんに協力いただき、ゲームの作り方を学びました。そこから、地道な作業の繰り返し。「完成した!!」と思っても、いざゲームをやってみると、おかしなところが見つかる・・・
何度も直しながら完成したゲームを学校で公開しました。

5年生。エコイベント。1年間、SDGSを合言葉に、カンボジアとの交流、中富良野「ここのこと」の発行を行ってきました。最後に中富良野町のゼロカーボンの取り組みを形にしようとエコ商品の作成に取り組みました。「自分が欲しくてたまらないクオリティ」を目指して作成しました。頭の中では上手くできても、いざ作ってみるとうまくいかない。やってみて分かることがたくさんありました。キャンドル作りでは、完成したキャンドルに火を灯すと、中に入れていたみかんの皮が黒焦げになるなんてこともありました。

6年生。中富良野町のオリジナルインクの販売。こちらもほぼ一年間けて取り組みました。担当の教員も子どもたちの全くの手探り。常に子どもたちは、前向きで自信をもちながら作成していました。
中でも一番悩んだのは、商品のコンセプト。
「中富良野に住んでいる人だけが知る景色」を考えることはとっても難しい活動でした。
「夏の始まりに北星山に登り朝日に照らされたラベンダーを見た。」というエピソードから「初夏 朝日に照らされて」が誕生しました。

それぞれの想いを形にしたイベント。
当日は、百名以上の方々が体育館に来てくれました。
どのブースも大盛り上がり。
インク販売のブースは、長蛇の列ができていました。

そのイベントの中心に設置したのが「やりたいことボード」
総合アドバイザーの尾崎えり子さんのアイデアで設置することになりました。
このやりたいことボードには、面白い仕掛けがあります。
それは、「保護者や地域の人たちと子どもたちをやりたいことでマッチングさせる」という取り組みです。
想定としては、マッチングまでは難しいかもしれないから、応援メッセージや関連情報だけでもいいかなと尾崎さんとも話していましたが・・・

結果は・・・

たくさんの付箋が貼られる結果となりました。なんと、直接的な情報や協力するよ。というアイデアも多くありました。

「ラベンダーの入浴剤を作ってみたい」という考えに
「生のラベンダーを蒸留するとラベンダーウォーターができます。それをお風呂に入れると入浴剤になります。理科室の実験道具でできると思います。」

「石でネイルを作ってみたい」という考えに
「石でネイル面白いね。お手伝いします。」

地域や保護者の皆さんの想いがとっても強くて、思わずジーンと来てしまいました。
担当の渡邊も「一緒にやってみたい」と思うようなワクワクするマッチングが成立していました。来年の総合が今から楽しみです。

イベントに参加いただいた保護者の方々、地域の方々、いつも学校の挑戦を支援してくれる中富良野町の皆さん、本当にありがとうございました。

来年も子どもたちのやりたいを中心に据えて、中富良野町だからできるオンリーワンの総合を進めていきたいです。